[どんな工事が必要なのか]

エコキュートの設置工事は次の2つの工事が必要になります。

• 設備工事(エコキュートの配管、設置、リモコンの取付けなど)
• 電気工事(200V配線、容量を増やすための引き込み、メーター交換など)

 [エコキュートの設備工事の流れ]

エコキュートは２００Ｖ（単相３線式）なので、それに対応した電気工事とこれまで使っていた給湯機の取り外しとエコキュートの設置が主な工事です。

[エコキュート導入のメリット]
エコキュートは省エネで環境に優しいというだけでも十分なメリットがあります。
エコキュートにすると・・・

• ランニングコストが圧倒的に安い！
• 火を使わないから安心・安全
• 床暖房や浴室暖房もできる多機能型タイプがある
• 補助金制度がある
• 地震などの災害時に役立つ

 
[エコキュートのデメリットとしては]
エコキュートは他の給湯器よりも割高

エコキュートは、他の給湯機（給湯器）と比べると、導入にかかる費用、つまり初期費用が割高です。その分、毎月のランニングコストは安いのですが・・・悩むポイントかもしれません。

特に、オール電化にする場合、電気温水器と比べて悩む方が多いようです。

初期投資を抑えて、ランニングコストはエコキュートの約3倍でもいいなら電気温水器、初期投資がかかってもランニングコストを抑えたいならエコキュート、目的に合わせて検討する必要がありますね。
 
[各電力会社のエコキュート情報は要チェック]
エコキュートについて、各電力会社のホームページでチェックしておきたいところを紹介します。

チェックしたいところをあげると・・・

• 電気料金のシミュレーションと電気の契約やプラン
• 体験施設などのショールームの情報やイベント情報
• パートナーや協力店の紹介ページ
• リース制度について
• 補助金や助成金の情報

エコキュートにすると、契約プランが変更になるので、そのプランはどんなプランかはぜひ確認しておきたいところですね。まぁ、電力会社によって多少は違いますが、深夜が安く、昼間は少し割高になります。また、エコキュート単体よりも、オール電化にするとよりお得な契約になるようです。

 
[失敗しないエコキュートの選び方]
環境や家計に優しいエコキュートですが、その設置には工事が必要です。
費用もそれなりにかかりますから、そう簡単に買い換えることはできません。

給湯機では一番高く、メーカー希望小売価格が70万以上（フルオートの場合）はします。
エコキュートを選ぶ時、金額が金額なだけに、予算も大事ですが、自分の家に合った使い勝手の良いものを選びたいところですよね。

[エコキュート選びにチェックしたい点]

1. エコキュートの設置場所とタンク容量
2. エコキュートの設置場所に合ったタンクの形
3. エリア特性（塩害・寒冷）を確認
4. エコキュートのタイプと基本的な性能を確認
   フルオートタイプ（自動お湯張り、自動保温、自動足し湯、追い焚き）
   セミオートタイプ（自動お湯張り、手動足し湯）
   給湯専用タイプ（給湯のみで、手動でのお湯張りになる）
   多機能タイプ（フルオートタイプの給湯機能、プラス床暖房や浴室乾燥など）

エコキュートには工事費がかかりますので、エコキュート本体が安くても、工事費込みの費用を確認いましょう。